離さない
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俺はカラオケの一室にいた。
また九里虎に巻き込まれた。
九里虎のそれはもはや病気だ。
普段なら放っておいて行く所だが、その日は何故か着いてきてしまった。
俺は女に飢えちゃいねーし、九里虎みてーに女好きなわけでもねー。
ただ、その女に見覚えがあった。
巻き込まれて連れてこられたその女に。
誰だっけな?思い出せねー。
でも確かに見覚えがある。見かけだけか?
「はなちゃんは、彼氏いないとね?
かー、もったいなか。
こんな可愛いのに。
じゃぁグリグリの彼女になんね。」
「やだーグリグリチャラい。」
そう言ってノリノリな二人は笑ってる。
はなちゃんは?彼氏いると?」
急に話しかけられた女だったが口を開いて答えようとした所で、
「いるよね。はな。イケメンの彼氏が。
でもやんちゃでケンカばーっかりしててはなの事放ったらかしなんだって。
今もどのくらい連絡取ってないの?」
「んー、二週間くらいかな。でもひでよ……」
言いかけた所で九里虎に遮られた。
「かーーっ!!こんな可愛いか彼女放ったらかしにしとく男なんて許せんばい。
ワシは毎日会いたい。
ワシなら絶対そんな事せん。
ワシん彼女になるばい。」
その言葉にはなは苦笑いしている。
あっ!思い出した。
この女はあの人の彼女だ。
一度だけ見かけた事がある。
あの人の隣にいるこの女はそれはそれは幸せそうな笑顔だった。
そしてその隣にいたあの人もまた俺達が見た事もないような優しい笑顔をしていた。
その衝撃的な光景に一緒にいた十希夫としばらくその場を動けなかったんだ。
思い出した俺は早速あの人に連絡をした。
「あんたの大事な大事な彼女がエロ魔神に食われそうになってますよ。場所は……」
あの人は慌てて飛んでくるだろう。
そしてそれを隠すようなポーカーフェイスで乗り込んでくる。
想像できた俺は小さく笑った。
また九里虎に巻き込まれた。
九里虎のそれはもはや病気だ。
普段なら放っておいて行く所だが、その日は何故か着いてきてしまった。
俺は女に飢えちゃいねーし、九里虎みてーに女好きなわけでもねー。
ただ、その女に見覚えがあった。
巻き込まれて連れてこられたその女に。
誰だっけな?思い出せねー。
でも確かに見覚えがある。見かけだけか?
「はなちゃんは、彼氏いないとね?
かー、もったいなか。
こんな可愛いのに。
じゃぁグリグリの彼女になんね。」
「やだーグリグリチャラい。」
そう言ってノリノリな二人は笑ってる。
はなちゃんは?彼氏いると?」
急に話しかけられた女だったが口を開いて答えようとした所で、
「いるよね。はな。イケメンの彼氏が。
でもやんちゃでケンカばーっかりしててはなの事放ったらかしなんだって。
今もどのくらい連絡取ってないの?」
「んー、二週間くらいかな。でもひでよ……」
言いかけた所で九里虎に遮られた。
「かーーっ!!こんな可愛いか彼女放ったらかしにしとく男なんて許せんばい。
ワシは毎日会いたい。
ワシなら絶対そんな事せん。
ワシん彼女になるばい。」
その言葉にはなは苦笑いしている。
あっ!思い出した。
この女はあの人の彼女だ。
一度だけ見かけた事がある。
あの人の隣にいるこの女はそれはそれは幸せそうな笑顔だった。
そしてその隣にいたあの人もまた俺達が見た事もないような優しい笑顔をしていた。
その衝撃的な光景に一緒にいた十希夫としばらくその場を動けなかったんだ。
思い出した俺は早速あの人に連絡をした。
「あんたの大事な大事な彼女がエロ魔神に食われそうになってますよ。場所は……」
あの人は慌てて飛んでくるだろう。
そしてそれを隠すようなポーカーフェイスで乗り込んでくる。
想像できた俺は小さく笑った。