スーパースターになったら
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俺は夢を追っかけて走り続けてた。
音楽の世界はそんなに簡単じゃねぇ。
音楽だけで食っていける訳もなく、
バイト行って深夜にスタジオに入り曲を作る。ライブハウスをおさえてチケットをさばく。
そしてまたバイトへ行く。
あの街を出てから7年。
それなりにファンはついたが、まだまだ俺達の夢までは遠い。
あぁ、もう7年も経ったのか。
そんなめまぐるしく巡る生活の中で俺はあいつと出逢った。
突然ヒロミがスタジオに連れてきた。
聞けば中学の後輩らしい。
ヒロミが女を連れてきた事に少し驚いた。
クソ生意気なヒロミがついに彼女を連れ込みやがったと若干の苛立ちも覚えた。
だが、ヒロミの口から出たのは意外な言葉だった。
「こいつの詞を歌にのせてみねぇか?」
俺とツネは顔を見合わせた。
ヒロミ、忙しすぎて頭おかしくなっちまったか?
それとも作詞が嫌にでもなったか?
だがヒロミの目はいたって真剣だった。
「急にそんな事言われてもなぁ、阪東。」
ツネは苦笑いしながら俺に言う。
「だと思って一曲書いてもらってるんだ。」
そう言ってヒロミは俺達に一枚の紙を渡した。
それは俺の頭に衝撃を与えた。
いや、きっと俺だけじゃなかったはずだ。
そのくらい胸にきた。
ヒロミが書く俺達の歌はとても熱くて魂に訴えかけるような歌だ。
それに対してそいつが書いた詞はとても繊細で胸に、心に突き刺さるような歌だった。
この時からすでに俺はあいつに心を奪われていたのだろう。
「おい、お前名前は?」
「はなです。」
それが俺達の始まりだった。
音楽の世界はそんなに簡単じゃねぇ。
音楽だけで食っていける訳もなく、
バイト行って深夜にスタジオに入り曲を作る。ライブハウスをおさえてチケットをさばく。
そしてまたバイトへ行く。
あの街を出てから7年。
それなりにファンはついたが、まだまだ俺達の夢までは遠い。
あぁ、もう7年も経ったのか。
そんなめまぐるしく巡る生活の中で俺はあいつと出逢った。
突然ヒロミがスタジオに連れてきた。
聞けば中学の後輩らしい。
ヒロミが女を連れてきた事に少し驚いた。
クソ生意気なヒロミがついに彼女を連れ込みやがったと若干の苛立ちも覚えた。
だが、ヒロミの口から出たのは意外な言葉だった。
「こいつの詞を歌にのせてみねぇか?」
俺とツネは顔を見合わせた。
ヒロミ、忙しすぎて頭おかしくなっちまったか?
それとも作詞が嫌にでもなったか?
だがヒロミの目はいたって真剣だった。
「急にそんな事言われてもなぁ、阪東。」
ツネは苦笑いしながら俺に言う。
「だと思って一曲書いてもらってるんだ。」
そう言ってヒロミは俺達に一枚の紙を渡した。
それは俺の頭に衝撃を与えた。
いや、きっと俺だけじゃなかったはずだ。
そのくらい胸にきた。
ヒロミが書く俺達の歌はとても熱くて魂に訴えかけるような歌だ。
それに対してそいつが書いた詞はとても繊細で胸に、心に突き刺さるような歌だった。
この時からすでに俺はあいつに心を奪われていたのだろう。
「おい、お前名前は?」
「はなです。」
それが俺達の始まりだった。
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