俺達の関係
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私はついいつものように大声を出してしまった。
あぁ、なんて可愛くないんだろう。
トシもビックリしている。
でも、もうここまできたら言わなきゃ。
素直にならなきゃ。
だってヒロミとマコが勇気をくれたんだもん。
当たってくだけろ!私。
「トシ、聞いて。私はヒロミの事は好きだよ。でもそれは友達として。恋愛感情としては好きじゃない。私が好きなのは、今目の前にいるトシだから。」
一息で言いきった私の言葉を聞いたはずのトシは口を大きく開けたまま何も言わない。
アホ面にもほどがある。
「トシ、聞いてる?私はトシの事がす」
「聞いてるよ」
言いかけた私の言葉を止めて急に険しい顔をしたトシ。
「じゃぁ、なんでヒロミとキスしてた?まさか無理矢理されたのか?」
どんどん顔が険しくなっていく。
キス?あぁ、それがヒロミの策戦か。
単純なトシはまだ気付かない。
「私ヒロミとキスしてないよ。ただ話してただけ。強いて言えば、素直になるおまじないをヒロミはかけてくれたのかな。」
いまだに訳が分からないと言った顔をしているトシに向かって私は続ける。
「私はずっとトシが好きだった。だから友達を紹介するのも嫌だし、マスクを取ったトシに彼女が出来るのも嫌。でもこの関係がなくなるのはもっと嫌でずっと言えなかった。でも…」
そこまで言った私は何かに包まれた。
トシの腕の中にいると気付いたのはトシの早い鼓動が聞こえたから。
「俺もお前が好きだ。さっきようやく気付いた。近くにいたお前の存在が当たり前になってて、ヒロミと一緒にいるお前を見て、離れていく寂しさに初めて気付いた。俺もお前の事がずっと好きだったんだ。」
私達は夕方の公園で初めてキスをした。
「私のファーストキス。初めては全部トシだね」
そう言って笑う私に顔を真っ赤にしながらトシは言った。
「当たり前だ。これまでもこれからもお前の初めては全部俺だ。バカヤロー。」
そう言ってもう一度キスをした。
私達の関係は親友二人の協力のもと、晴れて恋人になった。
これからも二人の初めてを増やしていこう。
まずは二人で初めて手を繋いで帰ろう。
そして二人だけで初めてケーキを食べよう。
ヒロミが買ってくれた、ショートケーキとチーズケーキを。
あぁ、なんて可愛くないんだろう。
トシもビックリしている。
でも、もうここまできたら言わなきゃ。
素直にならなきゃ。
だってヒロミとマコが勇気をくれたんだもん。
当たってくだけろ!私。
「トシ、聞いて。私はヒロミの事は好きだよ。でもそれは友達として。恋愛感情としては好きじゃない。私が好きなのは、今目の前にいるトシだから。」
一息で言いきった私の言葉を聞いたはずのトシは口を大きく開けたまま何も言わない。
アホ面にもほどがある。
「トシ、聞いてる?私はトシの事がす」
「聞いてるよ」
言いかけた私の言葉を止めて急に険しい顔をしたトシ。
「じゃぁ、なんでヒロミとキスしてた?まさか無理矢理されたのか?」
どんどん顔が険しくなっていく。
キス?あぁ、それがヒロミの策戦か。
単純なトシはまだ気付かない。
「私ヒロミとキスしてないよ。ただ話してただけ。強いて言えば、素直になるおまじないをヒロミはかけてくれたのかな。」
いまだに訳が分からないと言った顔をしているトシに向かって私は続ける。
「私はずっとトシが好きだった。だから友達を紹介するのも嫌だし、マスクを取ったトシに彼女が出来るのも嫌。でもこの関係がなくなるのはもっと嫌でずっと言えなかった。でも…」
そこまで言った私は何かに包まれた。
トシの腕の中にいると気付いたのはトシの早い鼓動が聞こえたから。
「俺もお前が好きだ。さっきようやく気付いた。近くにいたお前の存在が当たり前になってて、ヒロミと一緒にいるお前を見て、離れていく寂しさに初めて気付いた。俺もお前の事がずっと好きだったんだ。」
私達は夕方の公園で初めてキスをした。
「私のファーストキス。初めては全部トシだね」
そう言って笑う私に顔を真っ赤にしながらトシは言った。
「当たり前だ。これまでもこれからもお前の初めては全部俺だ。バカヤロー。」
そう言ってもう一度キスをした。
私達の関係は親友二人の協力のもと、晴れて恋人になった。
これからも二人の初めてを増やしていこう。
まずは二人で初めて手を繋いで帰ろう。
そして二人だけで初めてケーキを食べよう。
ヒロミが買ってくれた、ショートケーキとチーズケーキを。
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