俺達の関係
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「はな、お前素直にならなくていいのか?」
私を送ってくれながらヒロミが聞く。
ヒロミもマコも私のトシへの気持ちに気付いてる。
だけど、私とトシは幼馴染。
いつも一緒にいるし、なにかあると助けてくれる。
友達以上だと、私は思っている。
だから余計に気持ちを伝えた時の、幼馴染というこの関係が壊れるのが怖いのだ。
「あいつお前の気持ちに全然気付いてねーぞ。」
「そうだろうね。」
「このままだとずっと友達紹介しろって言い続けるぞ」
「そうだろうね。」
「彼女できちゃうかもしれねーぞ」
「……そうだろうね」
「そうなるとお前はあいつの隣にいれなくなるぞ、それでもいいのか。」
「…それはいや」
「だったら…」
「ヒロミも分かるでしょ!トシは私の事を女として見ていない。そんな私が急に気持ち伝えたらトシはどうなるのか。反応くらい分かるでしょ。気まずくなって、話さなくなって、会わなくなって、幼馴染という関係も終わる。」
私は俯きながらヒロミに答えた。
「じゃぁ、どうすんだよ。」
「どうもしないよ。このまんま。
いつも、気にしてくれてありがとね。ヒロミ。」
そう言って私は笑った。
私を送ってくれながらヒロミが聞く。
ヒロミもマコも私のトシへの気持ちに気付いてる。
だけど、私とトシは幼馴染。
いつも一緒にいるし、なにかあると助けてくれる。
友達以上だと、私は思っている。
だから余計に気持ちを伝えた時の、幼馴染というこの関係が壊れるのが怖いのだ。
「あいつお前の気持ちに全然気付いてねーぞ。」
「そうだろうね。」
「このままだとずっと友達紹介しろって言い続けるぞ」
「そうだろうね。」
「彼女できちゃうかもしれねーぞ」
「……そうだろうね」
「そうなるとお前はあいつの隣にいれなくなるぞ、それでもいいのか。」
「…それはいや」
「だったら…」
「ヒロミも分かるでしょ!トシは私の事を女として見ていない。そんな私が急に気持ち伝えたらトシはどうなるのか。反応くらい分かるでしょ。気まずくなって、話さなくなって、会わなくなって、幼馴染という関係も終わる。」
私は俯きながらヒロミに答えた。
「じゃぁ、どうすんだよ。」
「どうもしないよ。このまんま。
いつも、気にしてくれてありがとね。ヒロミ。」
そう言って私は笑った。