そのドレスちょっと待った
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「マサがバカで意地っ張りじゃなければ今頃はなちゃんの隣にいたのはマサだったかもしれねぇのにな!」
ガハハッと下品に笑いながら相変わらず空気の読めないゼットンが言う。
4人は全てを知っている。
あんなに可愛い彼女と俺が別れたんだ。
散々問いただされたあげく秀吉が簡単に事情を話した。
「なぁ、もう時効だろ?あの時にきたメール読もうぜ!!」
渋い顔をしていた軍司もいつの間にか口元に笑みを浮かべながらふざけた事を言っている。
「あ??んなメールとっくに消したに決まってんだろ!!」
そういう俺に
「ウソつけ!保護メールに入れてんだろ!
マサは女々しいからな」
長年の相棒はなんでもお見通しだ。
なおかつ俺のポケットに入ってた携帯はいつの間にか秀吉の手の中に。
「なっ!!いつの間に!こら、秀吉」
パスワードなんだ?受信BOXは?最近のメールほとんど秀吉じゃないか!
などと騒いでいた4人が急に静かになった。
「なに?なんだよ!なんで急に静かになんだよ」
「マサ、これは一人の時に見ろ!そして後悔するんだな!はなを手放しちまった事をよ」
同じ彼女と一途に付き合い続けているコメがそう言った。
そういえばこの飲み会はコメの結婚を祝っての飲み会だったな。バカ騒ぎしすぎてて忘れてたぜ。
「俺とはなの道はもう交わらねえ。せいぜい俺の知らない所で幸せにやればいい!」
「知らない所って。お前はなちゃんの結婚する奴誰だか知らないのか?」
すっとぼけたゼットンが続けて言う。
「元武装の藤代だそ!」
「思いっきり知ってる奴じゃねぇか!!」
そう叫んだ俺にバカ笑いする4人。
あぁ、こんな時に一緒にいてくれる仲間がいる俺は本当に幸せだ。
なぁ、はな
あの時は傷付けて悪かったな。
今更メール読みながら後悔してるよ。
あの時誘惑に負けなければ…
あの時に追いかけてれば…
あの時にこのメールを読んでれば…
あの時意地張らずに電話していれば…
もう今更どうにもならないけれど、俺もお前の幸せを願ってるよ。ありがとな。はな
メールの最後の一文を読みながら俺は涙を流した。
『私の最後のお願い。
マサ、誰よりも幸せになってね。』
ガハハッと下品に笑いながら相変わらず空気の読めないゼットンが言う。
4人は全てを知っている。
あんなに可愛い彼女と俺が別れたんだ。
散々問いただされたあげく秀吉が簡単に事情を話した。
「なぁ、もう時効だろ?あの時にきたメール読もうぜ!!」
渋い顔をしていた軍司もいつの間にか口元に笑みを浮かべながらふざけた事を言っている。
「あ??んなメールとっくに消したに決まってんだろ!!」
そういう俺に
「ウソつけ!保護メールに入れてんだろ!
マサは女々しいからな」
長年の相棒はなんでもお見通しだ。
なおかつ俺のポケットに入ってた携帯はいつの間にか秀吉の手の中に。
「なっ!!いつの間に!こら、秀吉」
パスワードなんだ?受信BOXは?最近のメールほとんど秀吉じゃないか!
などと騒いでいた4人が急に静かになった。
「なに?なんだよ!なんで急に静かになんだよ」
「マサ、これは一人の時に見ろ!そして後悔するんだな!はなを手放しちまった事をよ」
同じ彼女と一途に付き合い続けているコメがそう言った。
そういえばこの飲み会はコメの結婚を祝っての飲み会だったな。バカ騒ぎしすぎてて忘れてたぜ。
「俺とはなの道はもう交わらねえ。せいぜい俺の知らない所で幸せにやればいい!」
「知らない所って。お前はなちゃんの結婚する奴誰だか知らないのか?」
すっとぼけたゼットンが続けて言う。
「元武装の藤代だそ!」
「思いっきり知ってる奴じゃねぇか!!」
そう叫んだ俺にバカ笑いする4人。
あぁ、こんな時に一緒にいてくれる仲間がいる俺は本当に幸せだ。
なぁ、はな
あの時は傷付けて悪かったな。
今更メール読みながら後悔してるよ。
あの時誘惑に負けなければ…
あの時に追いかけてれば…
あの時にこのメールを読んでれば…
あの時意地張らずに電話していれば…
もう今更どうにもならないけれど、俺もお前の幸せを願ってるよ。ありがとな。はな
メールの最後の一文を読みながら俺は涙を流した。
『私の最後のお願い。
マサ、誰よりも幸せになってね。』
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