第19話 閉ざされた心
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お…父さ…ん……」
(おはようののか)
「お母…さ……ん」
(今日の朝ご飯はフレンチトーストよ♪)
「お…兄…ちゃん……」
(お?今日は寝坊しなかったんだなぁ?)
ののかの目の焦点は定まっておらず、何かに取り憑かれたかのように居るはずの無い家族を探すためにリビングへとむかった。
”バタン!”
ル「…ののか!」
エ「っ!……もう大丈夫なのか?」
「お…父さ…ん…
お…母……さん
お兄…ちゃ……ん」
エ「…ののか…」
「どこ……どこ……どこ」
ルフィとエースの言葉が一切耳に入ってこないののかは虚ろな目をしながら家の中探しまわった。
両親や兄の寝室やお風呂場、トイレにゲストルームに庭、あらゆる場所を探しながらののかは三人が居る事を心の中で信じていた。
.