第17話 宴だぁあ!
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普段と違うシャンクスの表情に一同は何事かと思い、彼の言葉に耳を向けた。
ののかもシャンクスが何を言いたいのか予想もつかず、首を傾げていると彼から優しい笑みがこぼれた。
シャ「ののかにこれ以上淋しい思いをさせないでくれ」
「……え……っ」
シャ「こいつ、俺たちの前ではいつも笑顔で、淋しいって顔をしないからなかなか気付いてやる事が出来ないんだが………心が淋しがってるんだ」
「……シャンクス」
シャ「俺たちはこの世界に来てののかから言葉の勇気をもらった。
こんな若いお嬢ちゃんが、遥かに年取ったおっさんや、何歳か上の兄ちゃんに元気を与えてくれてるんだ
自分の為じゃなく、俺たちの為にだ
アンタ達も家族なら分かってるだろ?
こいつの孤独が…
どうか、俺たちが好きなののかの笑顔を、アンタ達の手で奪わないでやってくれ」
シャンクスはテーブルに頭をつけ、ののかの家族にお願いをした。
シャンクスの気持ちに嘘偽りは無く、心からそう願った事だった。
父「頭を上げてくれないかい?
ののかは幸せ者だな。
こんなにもお前の事を思ってくれてるなんて、私は誇りに思う。
確かに私達は仕事を理由に、ののかと過ごす時間を知らず知らずの内に失ってしまっていたようだ……こんなんじゃ父親としても失格だな」
「そっ!そんな事!」
母「私たちは貴方に甘えていたのかもしれないわ…」
兄「…淋しい思いをさせないようにと思って、俺たちも頑張っていたんだけど…ののかはなにも言ってくれなかったから、俺たちも気付いてあげられなかった」
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