第16話 家族帰宅パニック
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「えっ?えっ?お父さんとお母さんまで!
驚かないの!?変だと思わないの!?
漫画のキャラなんだよ!?ってか理由聞かないの!?」
母「正直驚いてるわよ。
でも、だからといってこれから先どうなる訳でもないじゃないv
まぁ、家族が増えたと思えば気になわないわよv」
父「母さんの言う通り!
それに困った時はお互い様って言うだろ?
何が原因でこの世界に来たかは分からないが、方法が分かるまで此処にいてくれると私も助かる。
娘が一人じゃ何かと心配だしね」
兄「そうそう!それにこんな運命的な出会いってなかなかねーからな♪」
兄はエースの首に自分の腕をかけると、グイッと自分の方に引き寄せた。
「…な、なぁ~んだ∪
こんなに心配していたのって私だけか」
家族の反応に、一気に気の抜けたののかは何だかホッとした気持ちになった。
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その日の夜、ののかはキッチンに母親と二人で立っていた。
仕事から帰ってきたばかりで疲れているだろうと、料理を作ろうとしたが、エプロンを身に着けた母親がキッチンに姿を見せた。
「本当にゆっくりしてて良かったのに」
母「いいのいいの♪今日は7人分以上の料理を作らないといけないんだし、1人じゃ大変じゃない」
「まぁ、それは確かにそうなんだけど」
母「それに女同士の話なんてキッチンぐらいしか出来ないもんよ」
タンタンとまな板の音とお鍋が沸騰する音がバックミュージックのように聞こえ、ののかも母親と二人っきりで話す事が本当に嬉しかった。
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