第16話 家族帰宅パニック
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「…………ど、どうしよ∪」
いろいろ考えているうちに家族が帰ってくる日となってしまい、いつまで此処に滞在するか分からない彼等を自分の部屋に隠しておく事など流石に無理だと思った。
シャ「一応、俺たちはどこかに隠れておいた方が良いかもしれないな」
「…そうしたいのは山々なんだけど、お父さんたちがこの家にいつまでいるか分からないし……その間ずっと隠れてるなんて事出来ないでしょ?∪」
エ「ののかの家族は俺たちの物語について知ってるのか?」
「知ってるよ。
お兄ちゃんは私と同じでワンピースが好きだし、両親も私の本を借りて読んだりしているし」
ル「じゃあ問題ねーよ」
「いや、そうは言っても…∪」
ル「ののかの家族だ!俺は皆良い奴と信じてる!」
「分かった…とりあえず私が呼ぶまでは部屋にいてくれる?」
ルフィは二カッと笑うと、ののかもそれ以上は言わなかった。
時間は勝手に過ぎて行き、カチコチと1秒1秒が早く過ぎて行く感じがした。
どうやって彼等を紹介しようか、どのようにして説明しようかと色々頭の中で考えては見た物の、良いアイディアは思いつかず、とうとう家族が帰ってくる時間になってしまった。
「ただいま~!」
「Σっ!!(帰ってきた!!)」
母「あら、ののかいるなら返事ぐらいしてよね♪」
「お帰りなさい!お母さん♪」
父「ただいまののか。
元気にしてたか?」
「お帰りなさい!お父さん♪
うん!とっても元気だったよ」
兄「なんだかんだ言ってやっぱり淋しかったんじゃなかったのか?」
「お帰り、お兄ちゃん!
……いや、なんだかんだでとにかく忙しかったよ∪」
ののかは先ほどまで悩んでいた事を一瞬忘れ、久しぶりに再開する家族の顔をみると、自然と笑みがこぼれた。
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