第14話 独り占めさせてくれ
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……ののか
俺も側にいたい。
ののかの笑顔を、声を自分のモノにしたい…
ののかに側にいてほしい!
しばらくすると二人は帰って来た。
買い物から帰って来たののかは勉強があるからと言う事で自室に戻って行った。
彼等の相手をしていると時間が経つのが早く感じるせいか、時刻は夕方を示す時間帯になっていた。
「勉強終わらしたら、今日はルフィの好きなものを作ってやるか」
ののかは部屋の電気をつけ、机に向かおうとしたその時部屋の扉がゆっくりと開かれた。
「あ、ルフィどうかした?」
勉強の時間には邪魔をしないようにと普段誰も部屋には入ってこないのだが、このときルフィは申し訳なさそうな表情を浮かべつつ立っていた。
「ん~~…まぁそんな所に突っ立ってないで入っておいでよ」
パタンと扉が閉まりルフィは言われるがまま入ってくると、いきなりののかを抱きしめた。
「Σっ!……ル…ルフィ?//////」
ル「……………」
ルフィはギュッと抱きしめたまま無言でいると、突然ののかを小脇に抱えて窓から勢いよく飛び出して行った。
「キャァアアアアアアアア!!!!」
ゴムの腕を遠くまで伸ばし、ものすごいスピードで住宅街を移動して行った。
本ではそのスピードがどのくらいのものなのか想像することすら出来ないが、いざリアルに体験するとスピードも迫力もとてつもないものだった。
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