第13話 強気なハニー
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今日、シャンクスとののかは二人でショッピングセンターに来ていた。
エースとルフィがこっちの世界に来てから、直に必要な日用品や服は買いにいったが、シャンクスは迷惑はかけられないと言い、今まで父親の服を貸していた。
彼女の父親もオシャレには気を使う方だったので、センスも良くいろんな場所に応じての服はそれなりに持っていた。
シャンクスは背も高く、顔立ちも良いので父親の服を着せても十分すぎる程似合っており、下手したらどこぞの紳士と間違えてしまう程だった。
だが、ののかからしたらやはり人が着ていた服は抵抗があるだろうと思い、今日は思い切って町の案内がてらシャンクスを家から連れ出した。
シャ「ほ~…こりゃ凄い所だなぁ」
「迷子だけにはならないでくださいね?
まぁ、なったとしても直に見つかりそうですが」
シャンクスは大型のショッピンクセンターに驚き、物珍しそうに周りをキョロキョロと見渡していた。
「あ、くれぐれも帽子とサングラスは取らないでくださいね?」
赤い髪はこの世界じゃ少々目立ちすぎる上に、有名な顔でもある為、ののかは兄の部屋から帽子とサングラスを持ち出し、それをシャンクスにかけさせた。
シャ「ここには沢山人がいるんだな?」
「えぇ、此処にくれば大半の欲しいモノは手に入りますし、時間もつぶせますからね」
休日ということもあり、周りを見渡せば家族連れやカップル、友人同士と言う人たちがが目立ち、店内はとても賑わっていた。
「とりあえず、今日は時間もありますしゆっくり見ていきましょう♪」
シャ「あぁ、そうだな。
だがルフィ達を家において来たままだが大丈夫だったか?」
「仕様がないですよ
今回のメインはシャンクスの買い物なんですから」
確かに家を出る寸前まで、駄駄を捏ねる子どものようだったが、ののかはそれでも何とか彼等を説得した。
彼等は留守番が嫌な訳ではなく、シャンクスとののかが二人っきりだけで出かけるという事が気に入らなかった。
だが、大好きな彼女をこれ以上困らせるのも男としてどうかと思ったエースは、渋々二人を見送った。
シャ「だから俺はいいって言ったじゃないか」
「気にしなくていいって言ったじゃないですか
服は自分にあったサイズを着ないと着心地だってよくないじゃないですか♪」
ののかはにっこり微笑むと、シャンクスの手を握って目的の階へと足を運ばせた。
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