第12話 エースのアピール
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エ「……ン……ののか?」
俺、いつの間にか寝ていたのか
彼女が家を出ていって少ししてから目を覚ましたエースは、彼女の部屋が暗くなってる事に気づき、下へと降りていった。
「ののか悪ぃ、いつの間にか寝てたみたいだ」
リビングの扉を開けると、そこにののかの姿は存在せず、いつも耿耿(こうこう)とついている部屋の明かりも、今日は暗かった。
「あれ?風呂にでも入ってんのか?」
エースは少しばかりに不安を抱きつつ浴室に向かうと、案の定そこも彼女の姿は無く、片っ端から部屋中を見ていったが、見つからなかった。
途端に不安になったエースはいつの間にか外へ走り出していた。
……なんでいないんだ!?
どこに行っちまったんだ!?
怖い!
怖い!!
【アレはなぁ、生まれてこなきゃ良かった人間なんだ!!】
また一人なのか!?
【とんでもねぇクズ野郎さ!!生きてても迷惑!死んでも大迷惑!!】
ののかもそうなのか!?
嫌だ!
嫌だ!!
一人にしないでくれ!!
ののか!!!!
「エース?」
エ「……ハァッ…ハァッ………ののか」
突然声をかけられ、立ち止まった先には買い物袋を抱えているののかの姿があった。
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