第12話 エースのアピール
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宿題をやらなきゃいけない時は邪魔をしちゃいけないとエースや他の2人も分かっているらしく大人しくしているが、それでもエースは勉強をしている彼女の部屋で漫画本を読みながら片時も離れようとはしなかった。
夕食後、勉強を始めてからしばらくして時計を見てみると、時刻は夜の10時を回っており、疲れた身体をほぐす為に背伸びをしながらエースを見た。
「あ…寝てる」
本を読んでる間に寝てしまったのだろう。
彼女のベッドで寝息を立て、先ほどまで呼んでいた本はページが開いたままエースの上に倒れていた。
「起こしちゃ悪いわね」
押し入れから掛け布団を取り出すと、そっとエースにかけてあげ、ののかは部屋の電気を消して出て行った。
ののかはリビングにやってくると、ルフィはお風呂から上がったばかりなのか首からタオルをかけて水を飲んでいた。
「あ、お風呂に入ってたんだ?」
ル「あぁ♪シャンクスと一緒に入ってたんだ!」
「そうだったんだ?どうりで下から賑やかな声が聞こえると思ったわ」
ル「なぁののか」
「ん?」
ル「俺たちのためにいつもありがとな」
ルフィは笑みを浮かべると優しくののかの頭を撫でた。
ル「ののかには本当に感謝してる…もし、もし出来る事ならののかを一度グランドラインに、俺の仲間に会わせてえげてぇ」
「クスっ…もしその夢が叶うなら、私も貴方達の世界を見てみたい。仲間に会ってみたい♪
ルフィが一番頼りにしている仲間なんだもんv
私だって好きになっちゃうわ♪」
ル「あぁ、約束だ!」
ルフィは二カッと笑い、もっていた水をぐいっと飲み干した。
「あ、そう言えば私ノートを切らしてしまったんだよね。今から近くのコンビニに行ってくるけど、もう先に寝ていいから」
シャ「こんな時間に今から行くのか?」
ののかはコートを着て身支度を整えていると、丁度お風呂から出て来たシャンクスがリビングに戻って来た。
「本当に近くだから大丈夫!それにノートが無いと今やっている宿題が終わらないからさ」
そして、心配する二人に「行ってきます」と言い残しののかは家を出て行った。
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