第1話 夢の様な訪問者
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「私のベッドがキングサイズでよかったι…あ、そうだ二人の手当てをしないと!」
ののかは部屋を出て薬品の並んである棚をあけると、ズラッと並んである薬の入った瓶をとると、救急ケースの中にいれていった。
「よし、これだけあれば手当ては完璧ね♪」
ののかは大量の薬を手にすると、自分の部屋に戻りまずは火傷をしているエースから取りかかった。
「まずはエースから手当てしないと………メラメラの炎人間って言っても、この火傷は尋常じゃない…まずは手を冷やさないと」
先ほど薬を一緒に持ってきた氷水にタオルを浸すと、傷に触れないように手を包み込んだ。
「エースの手って……こんなにも大きいんだ………」
手を見つめながら、ののかはエースの治療を進めていくと、次に隣で寝ているルフィの手当てを始めた。
「ごめんルフィ…ちょっと帽子は外すね」
それから2時間がたち、全ての治療を終えると未だ意識を失っている二人を残し部屋を後にした。
**********
……暗い……
真っ暗だ…
何もきこえねぇ…何も見えねぇ…
ここはどこだ?
【ゴール・D・ロジャー?ゴールドロジャーの事か?】
【アレはなぁ、生まれてこなきゃ良かった人間なんだ!!】
止めろ……
【とんでもねぇクズ野郎さ!!生きてても迷惑!死んでも大迷惑!!】
止めろ!!
【世界最低のゴミだ!覚えておけ!!】
ヤメロォオオオ!!!!
【……エース】
Σっ!!……ルフィ…
【ロジャーもお前も生まれてこなければよかったのに】
っ!!!
***********
エ「うわぁああ!!!…っ………ハァッ…ハァッ…」
ゆ、…夢…?
っ!……ここは……海軍本部…じゃない…?
一体どこなんだ……?
「ル…ルフィ!…グゥッ!」
意識を取り戻したエースは額に大量の汗をかきベッドから飛び起きると、見慣れない部屋と隣に居るルフィに気付くと急に体を動かしたことによって傷がズキッと痛んだ。
良かった…ルフィ…お前は無事だったんだな
ったく…無茶ばかりしやがって
エースはルフィを見ると寝ている彼の頭をなでると優しい笑みを浮かべた。
.