第8話 必ず隣に
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ルフィとエースの取り合いから2時間後、ののかも学生のため、休みに入っても宿題という課題は残っていた。
「そう言えば二人がこっちに来てから全然宿題に手をつけてなかったなぁ…∪」
ののかは正直やる気のない頭を無理矢理働かせた。
二人がこの世界にいなかったら……
この家にトリップなんてしてこなかったら……
家で私は独ぼっちだったんだろうなぁ
この広い家で誰とも会話する事も無く
本当につまらない一人暮らしをしていたんだろうなぁ
あ……そう言えばお母さん達元気なのかな?
海外に仕事に行ったっきり連絡すら取ってないや
「あ……なにらしくないこと考えてるんだろ∪早く宿題終わらせないと!」
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宿題をやり始めて数時間後、切りのいいところで終わったののかは背伸びをし部屋を出て行った。
「ん~~疲れたぁ∪」
エ「宿題ってやつはもう終わったのか?」
ル「ののか俺はらへったゾ~!」
「宿題はなんとか終わらせたよ♪夕食作るからルフィからでも先にお風呂に入ってきちゃって」
ル「おぅ!分かった!」
ののかはエプロンをつけて、キッチンに向かった。
一人で何もする事の無いエースはテレビを見ても、この世界の事は分からないので、手伝いを口実にキッチンに向かった。
「ん?リビングでくつろいでてもいいんだよ?」
エ「何もする事ねーし、あのテレビって奴もよくわからねーからな。それに俺はののかの側にいたいだけだ」
「っ…////」
エ「クスっ…その顔可愛いな」
エースはニコッと微笑むと、やっぱりカッコいいなぁと思いながら彼の顔を見つめていた。
エ「ののかのその顔…誘ってるようにしか見えねぇよ」
エースはこの顔で
この声で
この手で
この身体で
どれくらいの女性達を虜にしていったんだろう//////
まぁ、分からなくもない。
確かにエースはカッコいい!子どもっぽいところはあるけど…
でも、でも……
エ「…?ののか?」
エースの事を見つめたまま、返事の無かったののかを見て再度声をかけると、ハッとしはののかは意識を戻した。
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