第24話 別れが近い日
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それから少しして眩い光は徐々に収まり4人はそっと目を開けると、彼等の目の前には2人の男性が立っていた。
一人は黒い髪に赤い目、もう一人は白い髪に青い目をしていた。
2人とも髪の色と同じスーツを着こなし、手には身の丈程の大きなシルバーの鍵を持っていた。
「っ……あ、……貴方達は?」
ル「っ…敵か!!?」
ルフィの言葉でシャンクスとエースはののかを守るように前に立ちはだかり、いつでも攻撃出来るように体制を整えた。
『警戒しなくてもいい
俺たちはセメンテリオ・クラーベ(聖域の鍵)
名をオネイロス』
『私はヒュノプス
戦いなど望んでない』
「じゃあどんな用件?」
黒い髪をした男【オネイロス】は今回の事を説明した。
オネ『貴殿3人を元の世界に戻す為に此処に来た』
「………え」
オネイロスの言葉にののかは自分の耳を疑った。
ヒュノ『貴殿3人がこの世界に来たのはののか様の強い気持ちと、本来交わる事の無い2つの道が1つになってしまった事が原因でこちらへと飛ばされてきたのだ』
「私の…強い気持ち?」
ヒュノ『あぁ、本来彼等の世界とののか様の世界には別々の時空の道が一直線に通っている。
2本の道は平行して並んでおり歪みが生じない限り、今回のような事は起きないし、たとえ起きたとしても我らセメンテリオ・クラーベが制御している。』
「じゃあ貴方達が今回それを制御出来なかったのは私の気持ちが強すぎたからってこと?」
オネ『そうだ。
それにこの世界に存在いない者が、長い時間存在する事によって本来の世界での存在すらが消えてしまうことになる』
……Σっ!…ーーーそっか…
だからあのときの本も……
ル「そうなのか!?
俺たち消えてしまうのか!!?∪」
シャ「まさかこんな事に……」
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