第3話 生きてていいその理由
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「………寝れないι」
その日の夜ののかはなかなか寝付くことができなかった。
いつもなら自分の部屋で寝ているはずなのだが、今は部屋ではエースとルフィがベッドを占領しているので、怪我が治るまでは兄の部屋を使うことにしていた。
「…まだ3時かぁ…何か飲みにいこ」
春の夜中は肌寒く、ののかはカーディガンを羽織ると部屋をでてキッチンに向かっていった。
ののかは暗い廊下を静かに歩きリビングの奥にあるキッチンの小さい電気をつけると、とっさに誰かの気配を感じた。
「……………エース?」
エ「……ののか」
暗い部屋の窓際に人影を目撃し眼を凝らしてみると、外を眺めているエースが立っていた。
「こんな夜遅くにどうしたの?……あ、もしかして傷が疼いて眠れないとか!?」
ののかはエースの近くに歩み寄り、手をそっとつかんだ。
エ「いや、傷はだいぶ落ち着いてる…ののかのおかげだありがとな」
「っ!//////…ううん♪治ってきてるみたいで安心したv」
どんなに暗くても、
貴方が笑っていることはなんとなくわかっていた。
でも……
声はどこか不安で…寂しいと言っている感じがした。
とても寂しそうで…
とても辛そうで…
今にも消えてしまいそうな彼を見ていたら…
いつの間にかエースのことをそっと抱きしめている自分がいた。
エ「っ…ののか…?」
「ごめん……でも少しこのままでいさせて……なんだか今のエース…消えてしまいそうで怖いんだ」
エ「っ…!!」
「こんな事言うのは二人にとって失礼かもしれないけど……私は二人に出会えて本当に良かったと思ってる」
シンと静まり返った部屋にはののかの声が静かに響き渡り、その声はエースの耳にもちゃんと届いていた。
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