黒「浮竹さん…」



浮「すまなかったね一護君…俺達がもう少し来るのが速ければ、こんな目に合わずにすんだのに」



黒「いや、俺はもう大丈夫っす。あの…それより白哉はどうなんたんすか？」



浮「うん…その事なんだが…白哉はダークデスに連れて行かれたよ」



ル「…そ……それは…ﾊｧｯ……ﾊｧｯ…真ですか？…っ…浮竹…隊長」



浮竹は深刻そうな表情を浮かべ、白哉のことについて一護に打ち明けると、それまで眠っていたと思われるルキアの声が聞こえ、彼等は彼女に顔を向けた。



しかし、ルキアは信じられないといった表情で二人を見つめ、その表情を見た浮竹はいたたまれない気持ちに襲われた。




浮「…朽木、もう大丈夫なのか？」



ル「はい…――それより！先ほどの話しは真なのですか！？浮竹隊長！？」





ルキアは痛む体を庇いながらも必死に体を起こし、未だ荒い息使いをしながらも白哉のことを気にかけ、浮竹に再度聞いた。





浮「あぁ…本当だ…君たちがダークデスにやられた後、俺達は急いで駆け付けたか、白哉はすでに捕まっていたよ……だが、今技局の方で急速にダークデスのアジトを探しているところだ。天重の霊圧は直に消えて感じられなかったんだが、運よく白鼡の霊圧は微かに残ってたんだ。だからそれを基に、時間はかかるだろうが、奴らの居場所を見つけることができるはずだよ」




恋「そうか……だったら俺達だっていつまでも寝てられねーな」




浮竹は一護とルキアに一通り話を終えると、今迄意識のなかった恋次も目を覚ましていた。











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