第13話 目覚めた闇
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その頃デリーナ・ロチェスでは玉座に座る玄劉の目の前に、真っ白な死覇装を着た白鼡が立ち、ふだん明るくて穏やかな表情をする彼女とは違った雰囲気をかもし出していた。
玄「フハハハハ!!我等の希望が目覚めた今、残るは朽木白哉の千本桜のみ!封印さへ解ければ、世界は私のものだ!!」
「驕りが過ぎるぞ玄劉……そういうことを言うのは実際に阿修羅の封印を解いてからにしたらどうだ?…そんなことでは足元をすくわれるぞ?」
白鼡は鋭い眼光で玄劉を見ると、隣に居た天重が彼女の肩を掴んで口を開いた。
天「お前こそ玄劉様に対して口が過ぎるんじゃないのか?自分の立場をわきまえろ」
「クスッ…玄劉。貴様の飼い犬は主人に対してとても忠実なようだな…噛まれないよう気をつけねばな…まぁ、噛めるような歯があればの話だがな」
天「貴様はそんなに先走る鮮血が見たいようだな…希望ならば噛み付いてやっても良いんだぞ?」
天重は白鼡の言った事が気に入らなかったらしく、殺気を交えた霊圧を露にすると腰にある斬魂刀に手をかけた。
「ほォ…さほど私に勝つ自信が有るようだな。まぁ『弱い奴ほどよく吠える』と昔の者はよく言ったものだ。噛み付くのも良いが期待が外れないようにしてくれよ?」
そして白鼡も薄っすらと不適な笑みを浮かべながら重苦しい霊圧を放つと、腰に刺してあった「朧月」に手をかけ、今にも鞘から刀を引き抜かんとばかりに相手を威嚇していた。
玄「いい加減にしないか!!…白鼡、貴殿には天重と共に尸魂界への出陣を命じる。そこで朽木白哉を連れて来い…そのときは千本桜も一緒にだ」
玄劉は二人のやり取りを一喝して黙らせると、二人に現世への出陣を命令した。
「私が失敗するとでも思っているのか?受けた命は必ず成功させて見せる…だが足手まといは必要ない。私一人でも充分だ。」
玄「クク…それは分かっておる。だが、コレは私の命令だ…天重と共に尸魂界へ行け。」
「…チッ…御衣」
白鼡は未だに納得がいかなかったが、玄劉の命令だったため、その場は我慢して従い、その場から姿を消した。
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玄「フハハハハ!!我等の希望が目覚めた今、残るは朽木白哉の千本桜のみ!封印さへ解ければ、世界は私のものだ!!」
「驕りが過ぎるぞ玄劉……そういうことを言うのは実際に阿修羅の封印を解いてからにしたらどうだ?…そんなことでは足元をすくわれるぞ?」
白鼡は鋭い眼光で玄劉を見ると、隣に居た天重が彼女の肩を掴んで口を開いた。
天「お前こそ玄劉様に対して口が過ぎるんじゃないのか?自分の立場をわきまえろ」
「クスッ…玄劉。貴様の飼い犬は主人に対してとても忠実なようだな…噛まれないよう気をつけねばな…まぁ、噛めるような歯があればの話だがな」
天「貴様はそんなに先走る鮮血が見たいようだな…希望ならば噛み付いてやっても良いんだぞ?」
天重は白鼡の言った事が気に入らなかったらしく、殺気を交えた霊圧を露にすると腰にある斬魂刀に手をかけた。
「ほォ…さほど私に勝つ自信が有るようだな。まぁ『弱い奴ほどよく吠える』と昔の者はよく言ったものだ。噛み付くのも良いが期待が外れないようにしてくれよ?」
そして白鼡も薄っすらと不適な笑みを浮かべながら重苦しい霊圧を放つと、腰に刺してあった「朧月」に手をかけ、今にも鞘から刀を引き抜かんとばかりに相手を威嚇していた。
玄「いい加減にしないか!!…白鼡、貴殿には天重と共に尸魂界への出陣を命じる。そこで朽木白哉を連れて来い…そのときは千本桜も一緒にだ」
玄劉は二人のやり取りを一喝して黙らせると、二人に現世への出陣を命令した。
「私が失敗するとでも思っているのか?受けた命は必ず成功させて見せる…だが足手まといは必要ない。私一人でも充分だ。」
玄「クク…それは分かっておる。だが、コレは私の命令だ…天重と共に尸魂界へ行け。」
「…チッ…御衣」
白鼡は未だに納得がいかなかったが、玄劉の命令だったため、その場は我慢して従い、その場から姿を消した。
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