第2話 動き出す組織
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゛ヴォォオオオオ!!!"
゛オオォォォオォ!!!"
ル「現れたな……ん?…何だこやつ等!」
反応後、空に亀裂が入り二体の虚が姿を現した。
しかし、一護たちの間の前に現れた虚は全身が黒く、目は真っ赤に光り普段の虚からじゃ感じることの出来ない霊圧だった。
ル「普段の虚とは霊圧も違う……それに何だ!?この色は……」
黒「黒い…虚…?……∑うぉお!!」
突然現れた黒い虚に驚きを隠せない二人だったが、次の瞬間一護たちに凄い速さで襲い掛かってきた。
黒「…クソッ!!……一体何なのかってのは分かんないにしろ、こいつ等を倒さなきゃならねーって事には違いないんだろ!!?」
゛ガキンっ!”
一護は斬月で虚の攻撃を受け止めると、地面を強く蹴って高く飛び跳ねた。
ル「だが油断はするな!!こやつ等唯の虚では」
黒「解ってるよ!だけど、こんな雑魚相手に何時までも時間掛かってられねーんだよ!!…行くぞぉぉぉ!!!」
一護は二対の虚に目掛けて斬魂刀を振り下ろした。
だが次の瞬間、二体の黒い虚は砂のようにサラサラと体が消え、一護たちの前から姿を消した。
ル「∑っ!!消えただと!!?」
黒「∑なっ!!?」
突然消えてしまった出来事に2人はさらに驚きを隠せないでいた。
ルキアは急いで伝令神機を確認したが、姿はおろか、残霊圧すら跡形もなく消えてしまっていた。
ル「あの虚は……いったい……」
黒「ルキア!まださっきの虚のことで考えてんのかよ?向こうから急に消えたんだからそれでいいじゃねーか。それにもう霊圧すら残ってなかったんだしよぉ」
先ほどから不可解な現象が起きたり、見たことも無い虚が出現したりでさっきからルキアはずっと考え事をしていた。
ル「確かにアレからパタリと虚の出現反応が消えた…しかし、おかしいと思わぬか一護?虚とは思えぬ霊圧に、奴等は今まで見た虚とは色も違っていた……それに…何故急に消えたのだ?……魂葬すらして居らぬというのに……ん~~~解らぬことだらけだ」
ルキアは、あまり気にしない一護をよそに一人で悩んでいた。
ル「…こう頭を抱えていても仕方あるまい。来い一護!浦原のところに行くぞ」
黒「んぁ?何で浦原さんなんだよ?」
ル「あやつなら何か知っているのかも知れぬ。もし知らないにしろ、少しぐらいは情報が入手できるかも知れぬからな」
そして、ルキアたちは急いで彼の元へ行くことにした。
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