第1話 動き出す歯車
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2人の間にはサァァっと風邪が通り過ぎ、ちょっとした沈黙が続いたが白哉の手に伝わってくる温もりは70年前と変わらない彼女の温もりだった。
すると、白鼡は白哉の顔を見て微笑むとそっと右手で彼の頬に触れた。
「…クスッ…私のこと覚えててくれたんだね(微笑)……70年ぐらい前のことだから忘れたのかと思ってたよ(苦笑)白哉はあの日からちっとも変わらないね?変わったのは……あぁ!隊長になったという所かな?」
白鼡は無邪気にニコニコと笑い出した。
そして白哉は自分の頬に添えてあった彼女の手を掴むと、真剣な顔で質問した。
白「教えてはくれまいか?兄は何故此処にいる?…70年前のあの日、兄は間違いなく私の腕の中で……」
「……ゴメン…覚えてないの……何故…今の自分が此処にいるのか……気が付いたら私、自分の部屋で寝ていた……説明したくても、私もわかんないんだ……あ!でもね、解ることは一つあるんだv」
白「…?…何だ」
「今でも白哉の事大好きだよv」
少し切なそうに白哉を見つめ、そっと抱きつくと白哉も彼女の背中に腕を通し抱き返した。
白「私とて、今でもそなたを愛している…この七十余年点そなたを忘れたことはなかった」
もう感じることも出来ないと、触れることも出来ないと思っていた彼女の温もりを白哉は実感することが出来た。
目を閉じ、開いた辻の瞬間に夢で無いことを心から祈っていた。
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すると、白鼡は白哉の顔を見て微笑むとそっと右手で彼の頬に触れた。
「…クスッ…私のこと覚えててくれたんだね(微笑)……70年ぐらい前のことだから忘れたのかと思ってたよ(苦笑)白哉はあの日からちっとも変わらないね?変わったのは……あぁ!隊長になったという所かな?」
白鼡は無邪気にニコニコと笑い出した。
そして白哉は自分の頬に添えてあった彼女の手を掴むと、真剣な顔で質問した。
白「教えてはくれまいか?兄は何故此処にいる?…70年前のあの日、兄は間違いなく私の腕の中で……」
「……ゴメン…覚えてないの……何故…今の自分が此処にいるのか……気が付いたら私、自分の部屋で寝ていた……説明したくても、私もわかんないんだ……あ!でもね、解ることは一つあるんだv」
白「…?…何だ」
「今でも白哉の事大好きだよv」
少し切なそうに白哉を見つめ、そっと抱きつくと白哉も彼女の背中に腕を通し抱き返した。
白「私とて、今でもそなたを愛している…この七十余年点そなたを忘れたことはなかった」
もう感じることも出来ないと、触れることも出来ないと思っていた彼女の温もりを白哉は実感することが出来た。
目を閉じ、開いた辻の瞬間に夢で無いことを心から祈っていた。
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