「っ……ともかく！私はあんたたちの処には行かない！そう弦劉って奴にも伝えなさい！！」



゛ザンッ！”


白鼡は一気に霊圧を上げると、瞬歩で影季の背後に回り首元に刃を宛がった。


「それに私は死神であることに誇りを持ってるの……あんた達がどんなに死神を憎もうとも、私は尸魂界や此処にいる皆を守るよ」



季「ククッ…ククッ…は…あははははは!!!誇りを持っているだって！？守るだって！？本当にお前は何様のつもりだよ！？僕、そんな気取ったやつ嫌いなんだよね！！！焼き尽くせ！『邪鬼』！！」



影季は一瞬の隙をつくと、斬魂刀を解放すると、驚いた白鼡と一護は彼らから距離を置くと警戒の構えを取った。


影季の斬魂刀は大きく形を変えると弓矢のようになり、大きな炎を上げて赤々とうねっていた。


黒「弓…かぁ……石田と同じタイプだな」


「一護…気をつけて。霊圧からして、影季の能力はややこしいわ」


時「フゥ～……やれやれ。これは面倒なことになってしまいましたね……これじゃ無傷で連れて帰るという意に反してしまいます。」



三人の様子を見ていた影時は、溜息を吐きながら鞘から斬魂刀をぬいた。



時「喰い入れなさい…『悪鬼』」



すると悪鬼は手元から全て消えてしまうと、紫色をした砂へと代わりサラサラと白鼡の身体を被った。






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