「その程度で、私に勝てるとでも思っているの？」


そして白鼡と一護も斬魂刀を手にすると、一護は影時に切りかかり、白鼡は影季に切りかかっていった。


゛ガキィン！”


時「君は本当に邪魔ですね。」


黒「そんなに邪魔だと思うんなら今すぐにでも消える事だな！」


時「それは出来ませんね、私たちには任務を遂行する義務がある」



影時は切りかかってきた一護の斬魂刀を受け止めると、それを弾き返して、刀を振り上げてきた。




゛ガンッ！”


黒「白鼡とその斬魂刀を狙ってるといってやがったな？…目的は何だ！？」


時「詳しいトコを貴方に言う権利はありませんね……まぁ、強いていうなら尸魂界への復讐ですね」



辺りには刀同士がぶつかり合い、激しく火花も散っていた。


黒「復讐だと…？」


季「そ♪僕達も百年前は尸魂界の死神だったんだよ？」


「っ！？…なんだと？…じゃあ何故復讐なんて！？同じ死神じゃないの！！」


季「同じ死神だって？……ふざけるなぁああ！！あんな奴等と僕達が同じ死神だって！？考えただけでも反吐が出るよ！！」


そして影季は一瞬の隙を衝いて刀を振り下ろすと、白鼡の頬に赤いラインが走った。



季「感謝してよね？本当ならこんな傷じゃ許してあげないんだけど、殺しちゃいけないって言われてるからさ……だからそれは昼間のお返しだよ」



影季はペロリと血の付いた刃を舐めると、薄っすらと笑みを浮かべた。







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