顔を紅くして白哉を見つめる白鼡の姿を見て、白哉は今までに見せないぐらいの優しい笑みを浮かべて白鼡をそっと抱きしめた。

「っ！/////…びゃ…白哉……」



白「私とて白鼡をのことを好いておる……この桜に誓おう…何時までも白鼡を守っていくと」


「うれしい/////……あとお願いがあるの」


白「なんだ？」


「もし私が尸魂界にとって不浄となる事があったら………そのときは私を……私を殺して？」


白「なにを…「お願い！………私…白哉になら殺されても良いから」


白鼡は抱きしめる手にギュッと力を込め、白哉にお願いをした。



「……良かろう…そのときは私はこの手で……約束だ。」



美しい桜の前で白哉と白鼡は暫く抱き合っていた。


そして時折雄穏やかに吹く風は二人を包み込むかの用に桜の花弁と一緒に宙を待っていた。



初めて誰かを守りたいと



心からそう思った。



どんなときにも私の側に居てくれたのは白鼡だったから……



だから私は




今宵の桜に誓おう







続く