白「遅いな……散れ『千本桜』」


白哉は斬魂刀を解放すると一気に終らせようとした。
しかしﾆﾔﾘと薄ら笑いを浮かべた天重は素早く刀を構えると彼も斬魂刀を解放した。


天「……クスっ………天に向かって咲き誇れ…『姫百合』」


゛ガガガガガ!!!!!”


白「…∑っ！？…」


天「何をそんなに驚いている？……あぁ、もしかして私とその千本桜が類似していることに驚いているのか？…それとも…この私が斬魂刀を持っている事に驚いているのか？」


天重は斬魂刀を解放し、千本桜のように花弁を操ると白哉の千本桜を全て叩き落した。


白「貴様…死神か？」


天「答える気はない。貴様如きに教えているほど時間も無ければ、権利も無いからな」







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その頃現世では突然現れた双子の影時と影季に苦戦していた。

辺りには刀のぶつかる音が響き渡り、一護達は攻撃をする度に弾き返されていた。



時「君は弱すぎますね…死神としての力も能力も話しになりません」


黒「うるせぇ！」


季「っていうか君たちじゃ話にならないし、時間稼ぎにもならないよ……それに君達じゃ僕に傷一つすら付け……」


゛ヒュン！！”


季「っ…！」


「傷一つが何だって？集中して無いとその顔が血まみれになっちゃうかもよ？」



影季が話しているときに隙をついた白鼡が斬魂刀を振り上げると、影季の頬に薄らと赤いラインが走った。


そのことに影季は目を見開くと、カッ！と赤い目を光らせ、最圧を上げて切りかかろうとしてきた




つづく