白鼡が餌やりに夢中になっていると、ルキアは一護に語りかけた。


ル「一護…先ほど白鼡に何か言いたそうだったな」


黒「だから何でもねーよ」


ル「……赤い眼の事であろう？」


黒「っ！？……ルキアも気付いていたのか？」


ル「あぁ…昔、白哉兄様の部屋に白鼡の写真があったのだ……今でも覚えている……汚れを知らず、黒真珠のように美しい眼を…。」


黒「…じゃあ何で今は……」



゛ドォン！！”


「「∑っ！！！？」」


そのときだった、一護とルキアはいきなり大きな霊圧を感じた。



黒「な…何だ！？この霊圧は！？ι」


ル「解らぬ！今までに感じたことが……！！？」



「一護！！ルキア！！早く死神に！！」


義骸を抜け出し、死神化した白鼡は瞬歩で2人のところに来ると、すぐさま斬魂刀を抜いて警戒した。



「あははは♪いい反応だねｖ見た目はバカかと思っていたけど、霊圧だけで警戒するのはとてもいいことだよ♪」


「初対面の人にそんなこと言うもんじゃありませんよ。油断は大敵ですからね」



黒「……っ…何だ…テメェら」



突然声が背後から聞こえ一護達は振り向くと、そこには燃えるような紅い髪に子供っぽい表情を浮かべた人と、サラサラの金髪をなびかせ、口調も丁寧な人といった2人の男が立っていた。



時「挨拶が送れて申し訳ありません。私たちは似てませんが双子で、私は兄の景時。」


季「僕が弟の影季って言うんだ」


時「今回は我等が主、玄劉様の御命令によりそこに居る桜咲白鼡と、その斬魂刀の朧月を頂にきました。」


「なんですって！？」


季「そ！だからそこの二人はさぁ……………死んでね」




「「∑っ！！？」」


.