第22話 終わりと始まり
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最後の言葉を言い残した後、白鼡は優しい光に包まれ徐々にその姿を消していった。
そして少しの間でも彼女の温もりを残そうとギュッと抱きしめている白哉の瞳からは、今までに見せたことのなかった涙が頬を伝って行った。
黒「………白哉」
浮「…今はそっとしておいてや……ん?」
浮竹は切ない表情を浮かべながら一護に語りかけていると、自分の視界に何かが横切った。
何だと思った浮竹は上を見上げると、そこには満月の夜空を綺麗に舞っている桜の花びらがあった。
黒「………桜……この季節に」
白「………っ」
【千年間この場所で満月の時にしか姿を見せないの】
【この桜は何時までも枯れることはなく……天に向かって愛しい人に自分の場所を教えてるんだって】
【……大丈夫…また咲くから。私はいつもあの桜とともに……白哉を守っているから】
…――白鼡
白哉は左手の薬指に輝く指輪を眺めながら桜の舞い散る満月の夜空を眺め、薄らと笑みを浮かべた。
白「私の心も………白鼡とともに」
***********
ねぇ白哉
また満月に日にあの桜を見に行こうね
その時は
今度は私から白哉を迎えに来るから
END
そして少しの間でも彼女の温もりを残そうとギュッと抱きしめている白哉の瞳からは、今までに見せたことのなかった涙が頬を伝って行った。
黒「………白哉」
浮「…今はそっとしておいてや……ん?」
浮竹は切ない表情を浮かべながら一護に語りかけていると、自分の視界に何かが横切った。
何だと思った浮竹は上を見上げると、そこには満月の夜空を綺麗に舞っている桜の花びらがあった。
黒「………桜……この季節に」
白「………っ」
【千年間この場所で満月の時にしか姿を見せないの】
【この桜は何時までも枯れることはなく……天に向かって愛しい人に自分の場所を教えてるんだって】
【……大丈夫…また咲くから。私はいつもあの桜とともに……白哉を守っているから】
…――白鼡
白哉は左手の薬指に輝く指輪を眺めながら桜の舞い散る満月の夜空を眺め、薄らと笑みを浮かべた。
白「私の心も………白鼡とともに」
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ねぇ白哉
また満月に日にあの桜を見に行こうね
その時は
今度は私から白哉を迎えに来るから
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