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玄「どうした朽木白哉。貴様の攻撃は全然届かぬではないか」



「ならば私の攻撃なら届くかな？終景『大黒紳明王阿修羅』」



゛シュン！”




玄「何！！？」




゛ズダァアアン！！”




玄「グハァア！！」





白鼡は気配を消して玄劉の背後に現れると、先ほど玄劉が出した同じ技の威力を倍にして攻撃をした。






「忘れていたか玄劉？私の斬魂刀は相手の能力をコピーし、威力を倍にして返すことができる。要するに先ほど私が受けた攻撃より、貴様が受けた攻撃の方がはるかに上という事だ。」




玄「ハァﾊｧｯ…く、クソっ…ﾊｧｯ…」




「玄劉…そろそろ止めにしたらどうだ？貴様は気づいておるか知らないが、大量に取り入れたデリトルの霊圧の抑えが利かなくなっておる。このままにしておくと、貴様は阿修羅に精神を飲み込まれてしまうぞ？」



玄「黙れ！！儂の力は最強じゃ！儂は死など恐れぬ！！何度だって生き返ってやる！！たとえ飲み込まれようと……」



゛ドクンッ！！”




玄「Σっ！！！」



「「「「Σっ！？」」」」



゛ドクンッ！！”



玄「カハァッ！！…あ…あ…あぁあ」



突然のことだった。

心臓が大きく跳ね上がり目の前の視界が揺らぎだしたと同時に、玄劉の霊圧が一気に乱れ出すと、大きく目を見開いて片膝を地面に付き苦しそうに胸元を押さえだした。





「恐れていたことが起きてしまったか」
















もう…誰も傷つけないから




















続く