ル「ハァ…ﾊｧｯ…やったか…」

黒「大丈夫か！？ルキア！」


ル「私は大丈夫だ……あとは貴様だけだ――…天重！」





天「…フンっ…影時も影季もこんな下らない死神なんかにやられるとは…玄劉様に申し訳が立たない。まぁ、それだけあいつ等には荷が重すぎたということだな。――…だがな…俺はこいつらとは違う！かかってこい、死神！！」



体力もお互いが限界だった。
戦いで追った傷で大量の血を流し、荒い息使いでフラフラになりながらも何とか立っているのがやっとだった一護達は気力を振り絞って天重に挑もうといていた…――が。



「ならば私が相手をしてやろう。」


ル「に…―兄さま！！」

黒「白哉」




白「兄との決着はつけておらぬ。そやつは私の剣で終わらせてやる」


白哉は斬魂刀を構え、冷静な表情を浮かべつつ重苦しい霊圧を相手に向けて放っていた。




天「クス…いいだろう。ならばどちらは強者か此処ではっきりとさせてやる。無論、このようなことをしなくとも前回の一線で結果は出ていた。今さら長引かせる戦いでもない……――この勝負！俺が勝って終わりだぁ！！『姫百合』！！」



゛ザアァァァアアアア！！”



白「「あまり大層な口をきくとそれも命取りとなる」と私は言ったはずだ…散れ『千本桜』」


゛ザァァアアアア！！”




お互いの斬魂刀を解放すると、無数の花びらとなった刃は風に流されてるように中途飛び交い、それぞれの功績をはじき返していた。



天「フ…面白い。ならば試してみるか？どちらが先に地に落ちるかを…――破道の五十五『鳳千火（ﾎｳｾﾝｶ）』！！」


゛ゴァアアア！！”


白「Σっ！！」

天重は無数の火玉を出すと飛び交っている姫百合ひ引火させ一気に白哉にめがけて攻撃をした。












.