その言葉と同時に一護は瞬歩でその場を移動すると、先ほどの速さより速度を増した彼について来れない三人は刀を構えて必死に目で追うだけで精いっぱいだった。


黒「どうしたよ？あまりにも速くてついて来れねーか？」


゛バシュ！”

季「グハァ！」


゛ザンッ！”


時「グゥッ！」


゛ザシュ！”


天「ガハァ！」



黒「もうおしまいか？あれだけ偉そうなこと言っていたけどな」



天「…死神風情のくせして……ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…思いあがるのもいい加減にしろよ？」


一護の攻撃を受けほぼ体力を削られた三人は、今自分の体内に残っている霊力を開放した。



゛ドォォオオオン！！！”


大きな爆発音とともに辺り一面は砂煙に包みこまれ、それと同時に先ほどとは比べ物にならない霊圧が充満すると、視界が鮮明になってきたそこからは影季の時同様、他の二人も虚の仮面を身につけていた。




恋「クソ！…一人だけでも面倒だってのに…こいつらもかよ」


乱「早くこいつらを倒さないと、あちこちでデリトルが出現してるわ。他の死神の体力が持たないかも…。」



天「ならばすぐにでも楽にしてやる……『姫百合』」


冬「Σッ！！来るぞ！！」



天「……遅い」



゛ズダァアアアン！！”



虚化したことにより、天重は先ほどの倍の速さで攻撃を仕掛けると、それに対して防ぐことができなかった日番谷達はストレートに攻撃を受けてしまった。








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