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第16話 復活の瞬間!!

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貴方の名前は?
貴方の苗字は?

【……貴様か?……儂を長き封印から解放し新たな主となる者は】




…あぁ、…私だ…――長い間重苦しい鎖に繋ぎ止められ、闇の底へとされていたお前を私はこの時より解放し、我らの為に共に闘ってもらう。




【…そうか…だが!儂を使うというからには…】



案ずるな。
貴様が満足いくまで血はくれてやる。




【…そうか。ならばよかろう…貴様は今まで共にした死神以上に良い力を持っておる。儂はこの時より貴様の刃となろう!!】




そして白鼡は阿修羅を手にすると、凄まじい光が辺り一面を包み込み玄劉達や白哉はそのまぶしさに目を細めたが、それからしばらくして光は収まり立ち込めていた霧の中から徐々に白鼡の姿が現れ彼らの元に戻ってきた。




玄「ほぉ…これこそまさに我らが求めてきた力…「阿修羅」…とても素晴らしい斬魂刀だ……フッ……ふはははははは!!!…―――いよいよ出陣だ。デリトルの軍勢を集め尸魂界へ向かうぞ」


「……朽木白哉…もはや尸魂界は終わりだ…――あいつ等が潰れていく様を我らと共に見届けるがいい……縛道の三十七『四魂卍禁』」



゛ガンッ!”



白「っ!?これは」



「この鬼道は四肢の動きを無にする…尸魂界に行くまでの間しばらく大人しくしててもらうぞ?」












***********



織「黒崎くーん!朽木さーん!恋次くーん!」



黒「おぉ、井上じゃねーか」



石「少しは元気になったみたいだな三人とも」


恋「お?石田じゃねーか」


茶「だがまだ無理はするな」


ル「心配をかけてすまぬ皆」




あれから暫くして四番隊の病室には織姫と石田とチャドが一護達の様子を見に訪れた頃、彼らの体調も花太郎の看病のおかげですっかり良くなり、痛みもほとんど引いていた。







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