「……黒い虚ねぇ…聞いたこと無いわね。でも、もしその虚が技術開発の者達の証言と一致するものなら、原因と出現場所、特徴を認識しておかないと後々厄介になりそうね」



白「…そう急かさずとも奴等は必ず現れるはず…そのときまでに虚の素性を技局の者に調べさせよう………ならば私は一旦報告がてら尸魂界へ戻る。解り次第兄たちにも知らせよう」



恋「隊長！俺も行きます」



恋次は斬魂刀と鞘から抜き解錠すると、地獄蝶と共に尸魂界へと戻っていった。

黒「ん？そういやぁ白鼡は白哉達と戻らなくて良かったのかよ？」



一護は一人現世に残った白鼡に声をかけると、彼女は彼らの方にクルリと振り向き、満面の笑みで答えた。



「ん？なぁぁに言ってんのよｖ折角現世に来たんだからこれからショッピングに決まってるでしょ！！ｖｖｖ♪も・ち・ろ・ん一護とルキアにも付き合ってもらうからねｖｖｖ」



「「………ι」」



こうして一護達は無理矢理彼女のショッピングに付き合う事となった。


「やっぱり義骸って窮屈ねぇι動きにくいっていうか何ていうかι…あ！あそこの服見に行ってみない？♪はい！いくよルキアちゃんｖｖ」


ル「おわぁあ！ι白鼡殿！そんなに引っ張られてわ！！」


「゛殿"は要らない！白鼡って呼んでよｖそっとの方が仲良くなれるしｖｖ」


ル「わっわかった白鼡！だからそんなに引っ張るな！ι」



白鼡は必死に訴えるルキアの腕を気にもせず引っ張りながら一軒の服屋に入ると、目をキラキラと輝かせながら立ち並ぶ服に見入っていた。


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