2話 2人の絆
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「どうかしたん?」
ギンは名無しの顔を覗き込むように顔を合わせ心配していた。
「ううん!なんでもないよ(^^)」
「ホンマ?ならエエけど」
ごめんねギン。
私嘘ついちゃったね。
本当は貴方に聴いてほしいこと、知りたいことがあるんだ。
名無しは意を決してギンに聞いた。
「名無しちゃん?」
「・・・・ギン」
「何やぁ?」
「もしも・・・もしも私がギン以外を好きになって、ギンから離れていったらどうする?」
その瞬間とても恐かった。不安だった。
私は・・・心が痛かった。
昨夜の夢を思い出す。
真っ暗な暗闇の中、私とギン。そしてギンの隣には私じゃなく知らない女性。
ギンは夢の中で「好きな人が出来たから別れてな」
それだけを言い残し私の前からどんどん遠ざかって行く。
追いつきたいのに追いつけない。
声を出して「待って」と言いたいのに声が出ない。
その間ギンは暗闇の中に消えていく。
そこで目が覚めた。
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