初めは触れるだけの優しいキスだった。
しかし気が付けば、それは段々深いモノへと変わっていた。



「んっ……はぁっ/////」

名無しは息苦しくなり、目を覚ました。
それに気付いた喜助は名残惜しそうに唇を離した。


「はぁっ……はぁっ////……何してるの喜助さん？」


喜「別になんでもないっスよ？ｖｖ…ただ名無しさんを見ていたら、キスしたくなったんスよ♪」


そして喜助は彼女の頬に手を添えた。
しかし、彼の手の冷たさにピクリッと肩を震わせた。

「ンッ////……喜助さんの手凄く冷たい」


喜「冷え性ですからねぇι
仕方ないんスよ」




そして喜助は彼女を優しく抱きしめた。


「起こしてしまってすみませんでした（苦笑）今度こそ一緒に寝ましょう？♪」



二人は身体を寄せ合い、お互いの体温を感じあった。
そして気付けばいつの間にか外の雪は止み、部屋も暖かくなっていた。








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