今朝は凄く冷えた。
外を吹き付ける風も、歩く廊下も、水道の水さえも、全てが凍ってしまいそうだった。

喜「今朝はやけに冷えるっスねι」

此処浦原商店店長の浦原喜助は布団から顔を覗かせた。

喜「こんなに寒い日は人肌が恋しくなっちゃいますねぇ……冷え性の私に雪の日はムカツクっスよ」


喜助は布団に包まりながらカタカタ震えていると、外では子供達が雪に塗れて無邪気に遊んでいた。


喜「煩いっスねぇ＃…鬼道で動けなくしてやりましょうか」


えぇ！？∑（￣□￣）
一般人、しかも無邪気な子供に鬼道ですか！？
喜助さんι大人気ないですよ



喜助は布団から布団から出て外の様子を確かめようとしたその時、愛しの彼女の声が廊下から聞こえてきた。


゛コンコン”

「喜助さん居る？」


その声は愛しの名無しさんの声じゃないっスかｖｖ
いつ聞いても可愛らしい声してるっスねぇｖｖ


「喜助さん？いないの？」


さすが私の彼女っス！
でも私の居ないところで変な輩がまとわり付いてないか、私としてはとても不安なんスよ？


「喜助さぁん！！？」


喜「あっ！はいはい♪今開けるっスねｖｖ」







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