仕事を始めて丁度お昼に差し掛かった頃白哉も一段落がついたので書類から筆を離した。

白「・・・恋次たちはまだ帰らぬのか」


そして白哉は気分転換に外へ出ようと机から離れようとした時ドンドンと忙しく扉を叩く音がしてきた。


「朽木隊長おられますか！！」

「なんだ・・・入れ」

白哉から入れと言われ隊長室に入ってきたのは利吉だった。

利吉は息を切らせ血相をかえて白哉の所にやって来た。


白「何用だ」

「報告します！！たった今現世から戻ってきた阿散井副隊長と名無し三席ですが、名無し三席は虚にやられ重傷です！！」

白哉は利吉の行った事が信じられず頭の中が真っ白になっていた。
そして考えるよりも先に瞬歩で四番隊に向かった。



名無しがやられただと・・・・

なぜこんなに苦しい・・・・


なぜこんなに辛い・・・・・


なぜ名無しの事が頭から離れぬ・・・・・


昨夜から私はどうしてしまったと言うのだ・・・・







だが今言えることは



早く会って顔を見たい・・・・・・・・





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