41話 素直じゃない君が愛おしいんだ
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こうなる予想はできていたはずなのにーー。
回避する事ができなかったーー…。
私がもっと強かったら…
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恋「オラオラオラぁあ!!」
”ヴァアア!!!”
この日六番隊は流魂街に数匹の虚が出現したため、副隊長の恋次と副長補佐である名無し、そして2人の隊士達の計4人で虚退治へと出向いていた。
「恋次、あまり飛ばしすぎないで!
倒さなきゃいけない虚はまだいるんだから!」
”ザシュっ!”
”ギャァアア!!”
恋「大丈夫だって!
こんな奴等なら俺の蛇尾丸で一発だぜ♪」
「恋次はそうかもしれないけど、他の隊士達はついて行くので精一杯よ!
それに油断は禁物だって朽木隊長も言ってたでしょ!?」
名無しは彼の事を心配しながら戦うと同時に、自分の部下でもある隊士達の事を守りながら戦っていると、お調子者の恋次は3体の虚を一人で相手していた。
恋「油断は禁物ってのは俺にじゃなくて名無しに言った言葉じゃねぇのか?♪」
「はぁ!?何よそれ!?
私はいつだって慎重よ!
あれは誰が聞いたって恋次に言った言葉じゃない!
二人もそう思うわよね!?」
名無しは一緒に来ていた隊士達に意見を求めたが、二人のこのやり取りは日常茶飯事だったため、隊士達も『またか』と苦笑いを浮かべていた。
「それにしても今日の虚は数がーー」
目の前にいる虚に気を取られている時だった。
倒したと思っていた虚に止めを刺していなかったため、彼女の背後から襲いかかろうとした時ーーー。
恋「名無し!後ろだ!!」
「え?」
”ザシュ!!”
「………っ………恋次ィ!!!」
恋次は彼女の事を庇ってその場に倒れ込んだ。
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