40話 僕がきみを、想う気持ち
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名無しはいろんな事を考えながら脚を進めていると、彼の霊圧に段々近づいて来たのを感じた。
そして、彼女の前には大きな岩がそびえ立っており、その岩の背後から喜助の霊圧が漏れていたため名無しは彼の名前を言いながらそっと顔を覗かせた。
「き…喜助さ〜ん…いますか?」
喜「…………」
覗き込むとそこには、背中を丸めて明らかに落ち込んでいる喜助の姿があり、彼の近くに来ると再度話しかけた。
「喜助さん…その……∪」
Σめ…メチャクチャ落ち込んでる〜〜!!∪
喜「……なんスか…グスっ」
Σそしてメチャクチャ泣いてたぁーー!!∪
これは完璧に私が悪者だーー!!∪
「え…えっと……さっきは言い過ぎました
ごめんなさい∪」
喜「…いいんス…どうせアタシなんて……
…名無しさんに迷惑をかけたのはアタシなんスから…」
「…っ」
【店長は名無し殿にご迷惑をおかけしていますが、あんな風に接しているのは名無し殿だけなんです。】
【名無し殿が初めてなんです
こんなにも心を許しているのは…。】
確かに喜助さんはいつもセクハラばかりで私にベタベタしてきてたけど……
本当に迷惑だなんて思ってた?
ーーいや……違う…。
私はいつも楽しかった。
嬉しかった。
ーー私は…
「迷惑だなんて思っていません」
喜「…え…っ」
「喜助さんの事迷惑だなんて思っていませんよ
…私は恥ずかしかっただけです/////
喜助さんはいつも直球で思いを打つけてきてくれるから。
だからそれに対して私はどう反抗していいのか分からなくて
でも…さっき気付いたんです。
私は喜助さんといる事が凄く楽しくて嬉しいんだって////
まぁときどきは困っちゃう事はありますけど、喜助さんのことは嫌いじゃありませんから
じゃないと毎日遊びになんて行きませんよ」
喜「…名無しサン/////」
名無しからの言葉を聞いた喜助は顔を上げ彼女に視線を向けた。
「っ!/////」
帽子は脱いでいたため顔を上げた瞬間、少し目に涙がたまった彼の顔を見て名無しはその表情にドキッとした。
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