40話 僕がきみを、想う気持ち
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"コンコン"
「喜助さん?」
”シーーン”
”コンコン”
「喜助さんいますよね?」
何度ノックをしても彼からの返事がなかったので名無しはおかしいなぁと思い、控えめに扉を開けるとそこに喜助の姿は無かった。
「あれ?…喜助さんがいない
ーーーん?」
あれって確か地下の訓練場に続いている梯子だよね?
部屋に入ると畳の一部が外されており、地下室に繋がっている扉が開いていた。
喜助さんもしかして地下にいるのかな?
名無しは何度か地下に行った事があったため、梯子に脚をかけて降りてみる事にした。
下までの道のりが長い…∪
以前一護達とこの部屋に訪れたとき、彼は梯子も使わずあっさりと降りていったが、名無しは霊力はあっても普通の人間なため高い所からジャンプして無事に着地する事なんてできなかった。
その為、その時は織姫も一緒だったので三天結盾で一緒に乗って降ろしてもらっていた。
だが、今回は頼れる人がいないため、名無しは自力で降りる事となった。
「はぁ〜…あのときは地下室を見て織姫と感動していたけど、今となっては何でこんなバカでかい地下を作ったのよ∪
梯子じゃなくてせめてエレベーターかエスカレータを備え付けてほしかった∪」
それから数分後ーー。
時間をかけて一歩一歩梯子を降りていき、やっと地面に脚をつける事ができた名無しは降りてくるだけで大分疲れきっていた。
「ハァッ…ハァッ…∪
やっと地下についた∪
それにしても喜助さんは何処にいるんだろう?
…時間かけて降りてきたのに、いなかったらシャレにならないよ∪」
喜助がここにいる事を願って、名無しは意識を集中させ喜助の霊圧を探った。
…っ!…いた!
位置的にここから少し離れているけど、確実にここにいる!
彼の霊圧が感じた方に脚を運び、一刻も早く名無しは先ほど言い過ぎた事を謝りたかった。
喜助さんっていじけると中々機嫌治してくれないんだよね〜∪
もしいじけたままだったらどうしよう∪
前にも恋次さんや白哉さん達と一緒に話しをしているだけでもかなり機嫌悪くしていたし…。
追い返されちゃうかな?∪
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