36話 毎日が告白
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乱「……で、失敗したわけね」
檜「…………∪」
名無しに思いきって自分の気持ちを伝えた修兵だったが、それに対してビックリしてしまった名無しは逃げるようにして修兵のもとから去っていた。
その事がショックだった修兵はずっとテンションが低く、涙を流しながら机の上に打っ伏していた。
恋「まぁ、確かに昨日『常にアタック』とは言ってましたけど∪」
イ「廊下のど真ん中で、しかも他の隊士達がいる前ではちょっと∪」
乱「はぁ〜…修兵、アンタって本当バカよねぇ」
檜「Σぇえ!?だって俺は言う通りに…「だからってろくに話した事の無い男がいきなり大声で告ってきたら、そんなの恐怖以外の何ものでも無いでしょう!?」
乱菊は修兵に一喝すると、彼はシュンとした表情で肩を落としていた。
乱「ったく…仕方ないから協力してあげるわよ」
檜「……へ?」
乱「『へ?』じゃまいわよ!
アンタの恋愛に協力して上げるっつってんの!」
檜「ほ、本当ですか乱菊さん!?」
乱「その代わり成功した暁には数量限定あんみつを1週間分だからね」
乱菊はウインクをすると、さっきまで落ち込んでいた修兵は嬉し涙を流し彼女の条件をOKした。
恋「でも乱菊さん、何か作戦でもあるんスか?」
乱「そうねぇ〜…じゃあ取りあえず先ずは名無しに九番隊に持っていく書類を渡すから、そこで話すきっかけでも作ってみたら?」
檜「話すって言っても……俺何を話して良いか∪」
乱「話しなんて何でも良いのよそんなもん」
檜「なんでもって∪」
乱「アンタが話しをしたいって思う内容で話せば、会話なんてどんどん繰り広げられるもんなのよ♪」
イ「え?そういうもんですか?∪」
乱「そう言うもんよ!
さ、修兵!アンタはさっさと自分の隊に戻る!!
後は私が名無しに書類を渡しておくから!」
乱菊に背中を押され、修兵は言われた通り自分の隊に戻る事にした。
彼自身その作戦が本当に上手くいくかどうか不安だったか、『これを機に少しでも名無しと話しができるなら』と、前向きに考えを持つようにした。
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