36話 毎日が告白
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次の日の朝、隊舎に向かう為に身支度をしていた修兵は昨晩乱菊がいていた事を思い出していた。
乱【いい?名無しの事を振り向かせたいなら、常にアタックをし続ける事よ!
あまり面識が無くても、毎日顔を会わせて些細な会話をし続けれれば名無しだってそのうち心を開くわよ♪】
檜「…常にアタック…かぁ∪」
ーー俺にそんな事できるのか?
”ドンっ”
「キャッ!」
頭をポリポリとかき、二日酔いで少しダルい体で廊下を歩いていた修兵は、曲がり角に差し掛かった時誰かと打つかってしまった。
檜「あ、悪い…!
大丈夫……か…………Σっ!/////」
「い、いえ∪
私の方こそスミマセン!」
修兵は打つかった相手に謝り手を差し伸べた瞬間、驚きの表情を浮かべ一瞬言葉を失うと、目の前には彼が片思いしている名無しの姿があった。
檜「あ…/////…そ、その…////」
「檜佐木副隊長大丈夫ですか?
…あっ!もしかしてさっきので何処か怪我でも!?」
檜「い、いや!怪我はしてない!
寧ろ名無しの方は大丈夫か!?////」
「私は大丈夫ですよ
じゃあ私行きますね
本当にすみませんでした」
檜「……ぁ」
頭をペコリと下げ、名無しはその場から去ろうとした時、修兵は名残惜しそうにその後ろ姿を見つめた。
するとそのとき、乱菊の言葉を思い出した。
乱【常にアタックをし続ける事よ!】
常にアタック!
常にアタック!!
常にアタックぅう!!!
檜「な、名無し!!」
「…はい?」
檜「お前が好きだぁああ!!!/////」
「…っ!」
修兵はグッと手に力を入れると彼女の背後から声をかけ、自分の想いを大声で告白した。
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