36話 毎日が告白
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檜「……名無しって可愛いよなぁ/////」
イ「……え?」
乱「……は?」
恋「……ん?」
その日の晩、修兵、イズル、恋次、乱菊の4人は仕事終わりの後久々に居酒屋に飲みにきていた。
お酒もかなりんでいた修兵達は頬を赤く染めながら日頃の不満や他愛も無い話しで盛り上がっていると、日本酒を飲んでいた修兵は突然名無しの事を口にした。
いきなりのカミングアウトだったため他の3人は呆気に取られていると、修兵はヘラヘラとしながら再び口を開いた。
檜「あれ?聞いてなかったのか?
名無しが…」
恋「いやいや聞いてたッスよ。
聞いた上でさっきの反応ッスから∪」
イ「名無しってたしか松本さんの所の」
乱「えぇ、うちの隊の三席兼副長補佐官よ
なに修兵…?あんた名無しの事好きだったわけ?」
檜「だってマジで可愛いじゃないですか/////
小柄だし、仕事だって毎日頑張っているし、仕事終わった後も人気の無い広場で修行しているし…。
それに虫を怖がって泣きそうな顔してるとき、あれはヤバかった/////
なんか完璧そうに見えて、どっかで守ってあげなきゃって思ってしまうんだ/////」
修兵はグラスを手で回すとチャプチャプとお酒が揺れ、脳裏に焼き付いて離れない彼女の姿を思い浮かべていた。
乱「うわぁっ、あんたキモいわよ∪」
檜「ちょっ!そんな露骨に引いた顔しないでくださいよ!∪」
恋「でも先輩が恋愛って……柄じゃないッスよね」
イ「クスっ、確かに檜佐木先輩って追う恋愛より追われる恋愛って感じだよね」
檜「追うより追われるねぇ………あ、乱菊さん…そ、その名無しの恋愛事情ってどうなんですか?////」
乱「そうねぇ…別に誰かと付き合ってるって話しも
聞いた事無いし、誰かを好きだってことを聞いた事無いわね。
ま、あの子って恋愛より仕事優先って感じだからね」
檜「恋愛より仕事かぁ」
乱「もしかしたら恋愛苦手なのかもね
…でも名無しってああ見えて結構いろんな人からモテるのよv」
檜「Σえっ!そうなんスか!?」
恋「あ、そう言えばこの前他の隊士から告白されていたの見たかも」
イ「うちの鳳橋隊長(ローズ)も名無し君のこと凄く気に入ってるみたいだよ」
乱「隊長クラスの人気もけっこう高いんだからv
あんた勝ち目無いんじゃない?」
檜「そんな身も蓋もないこと言わないでくださいよ∪
俺だって結構本気なんスから」
イ「檜佐木先輩は今まで名無し君と会話をした事はあるんですか?」
檜「そりゃ勿論あるに決まってるだろ
書類を持ってきた時には「お疲れ」、朝廊下で会えば「おはよう」って」
乱、イ、恋「「「…えぇ〜〜∪」」」
檜「何だよ!!∪」
恋「先輩それって会話じゃなくてただの挨拶じゃないッスか∪」
乱「しかも業務上でのね」
檜「し、仕方ねぇだろ!/////
俺だって…何を話せば良いか分かんねぇんだから////∪」
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