34話 常に対決
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黒「グリムジョー……
…お前……何か雰囲気変わったな?∪」
グリ「あぁ?どういう事だよそれ」
黒「いや〜…別にぃ」
「グリムジョーがとっても優しくていい人だって言ってんのよ」
名無しはクスッと笑うと、彼が買ってきたタルトを一口食べると、甘酸っぱいベリーの酸味が口内に広がった。
甘い物に目が無い名無しは、「美味しいv」と言いながらパクパクと頬張っている傍ら、グリムジョーは名無しの言った言葉に顔を赤く染め反論した。
グリ「Σなっ!/////俺は別にそんなんじゃねぇよ!////
俺は破面第6十刃だぞ!
人間なんかと仲良く出来るか!/////」
黒「へ〜そうかよ
じゃあ安心したぜ。
名無しがオメェに取られる心配しなくていいからな」
”ギュッ”
「ヒャァっ/////
ちょ、一護?////」
グリ「Σっ!!」
一護はタルトを食べている名無しを後ろからギュッと抱きしめると、それに驚いた彼女は小さく悲鳴をあげた。
ルキアぐらい小柄な名無しは、一護に抱きしめられた事でその大きな体にスッポリと納まってしまい、一護もグリムジョーを見ながらニヤッと不敵な笑みを浮かべた。
突然の事だったので、名無し自身顔を真っ赤にしながらドキドキしていた。
しかし、グリムジョーは彼女に想いを寄せていた分、一護の行動に苛立ちを覚えると、眉間に先ほど以上のシワを寄せ額に青筋を浮かび上がらせていた。
グリ「黒崎!!#テメェ!!#
直ぐに名無しから離れろ!!」
黒「何だよ
オメェは別に人間には興味ないんだろ?
だったら関係ねぇじゃねぇか」
グリ「〜〜〜〜##
チッ#……帰る!!」
「え!?グリムジョー!?」
本当はもっと名無しの側にいたかったが、自分がさっき言ってしまった事と、一護の挑発的な態度が気に入らず、何も反論出来なくなってしまったグリムジョーは、虚圏へと帰ってしまった。
「も〜、一護!
グリムジョー帰っちゃったじゃん∪」
黒「アイツをからかうと面白くてついな」
…いや、ついなんかじゃねぇ
グリムジョーに取られるのが嫌だったんだ
大好きな名無しを取られるのが……。
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