34話 常に対決
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ユーハバッハとの戦いが幕を閉じ、尸魂界と現世どちらにも平和な日常が訪れた。
長き戦いに終幕が訪れ、一護達も怪我が治るまでの間四番隊でお世話になっていたが、現世の方も気になるからという事で彼等も体調が回復した後現世に帰っていった。
何日か前までは刀を振り敵を倒していたが、現世に戻ってくるとそんな事すら忘れさせてくれるぐらいとても平和だった。
こんな日がこれからも毎日続けばいいと、一護は一番にその事を願っていたが、そんな想いもあっさりとぶち壊されてしまった。
黒「……何でテメェが此処にいるんだよ#
……グリムジョー##」
グリ「あぁん?#
別に俺がどこにいようと勝手だろうが」
黒「あぁ、別に関係ねぇよ
オメェが虚圏にいようが現世にいようが、それはオメェの勝手だ…。
…だけどな#
何で名無しの部屋にいるんだって聞いてんだよ!!#」
「まぁまぁ二人とも喧嘩しないでよ」
名無しは一護同様に霊力の持ち主であり、同じ高校に通う二人は彼と一緒に死神代行で虚退治をしていた。
霊力も一護と同じぐらい強く、一護達が織姫を助けにいっている間、喜助に修行を付けてもらい強くしてもらっていた。
そして、グリムジョーと出会ったのも、今回のユーハバッハの件で名無しも彼等と一緒に戦っている姿を見て、グリムジョーが彼女に一目惚れしてしまっていた。
それからというものの、グリムジョーは毎日彼女の部屋に来る様になっていたが、一護も名無しに想いを寄せていたため、グリムジョーとは敵でもあり恋のライバルでもあった。
黒「名無し大丈夫だったか!?
コイツに何か変な事されてねぇか!?」
「え?大丈夫だけど」
グリ「あぁん?#
それどういう意味だ!#」
黒「そのままの意味に決まってんだろーが!#」
「一護心配しすぎだよ
グリムジョーは結構優しい所あるんだよ♪
今日だってお土産にケーキ買ってきてくれたんだからv」
名無しはテーブルの上にあったお皿を一護に差出すと、その上には可愛らしいフルーツタルトが置かれていた。
黒「Σえぇ!!?」
あ、あ、あのグリムジョーが∪
お土産に…タルト…∪
これを…名無しにお土産…。
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