33話 嫉妬は常に付き纏う
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黒「…俺…」
「…え…?」
黒「…俺…余裕がねーんだ。
…名無しが俺以外の誰かと一緒にいる事に…
俺以外の誰かと笑っている姿を見る度に…無性にイライラしてしまう
幼なじみだとか関係ねぇんだ
……俺は…
名無しが好きだ」
「っ!//////」
黒「…名無し…もう幼なじみとしてじゃなく、
俺の彼女として側にいてくれないか?
俺には名無しが必要だ」
抱きしめていた腕をギュッと強くし、一護は彼女の左肩に顔を埋めて自分の想いを伝えると、名無しはいきなりの告白にただ驚くだけだった。
「…一護………よかった」
黒「…ぇ」
「私一護に嫌われてたんじゃなかったんだね!
恋次さん達と別れた後、一護の様子がおかしかったから、私なにかしたんじゃないかと思って不安だったの。
でも、今ちゃんと一護の気持ちが聞けて安心した」
黒「…名無し」
名無しはクルッと体を反転させ、一護の方に向き直ると、そのまま彼の腰に腕を回した。
「一護……あのね////……私も一護の事好き…////
幼なじみとしてじゃなく……一人の男性として。
私も一護が必要なの…今も、これからも…。
だから、これからも私の手、離さないで」
黒「…離すわけねぇだろ/////」
この日の晩、二人は幼なじみから晴れて恋人同士となった。
一護の心に抱いていた不安な気持ちは消え去り、家には二人の幸せそうな笑い声が響き渡っていた。
END