33話 嫉妬は常に付き纏う
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「一護?」
「ぁ…べ、別に何もねーよ!
お前は気にし過ぎだ」
「うきゃぁ!」
一護は大きな手で名無しの頭をワシャワシャと撫でると、髪がくしゃくしゃになった名無しはプーッと頬を膨らませた。
黒「ほら、料理するんだろ?
下に行くぞー」
「あ、ちょっと待ってよ!」
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名無しが料理をしている間、一護はその間にお風呂を済ませた。
首からタオルをかけ、ラフな格好でキッチンにやって来ると冷蔵庫から水を取り出し、体を冷ませる為に一気に飲み干した。
「もうすぐ出来るから待っててね♪」
黒「おぅ」
キッチンにはとてもいい香りが充満し、名無しはお玉で鍋の具材をかき混ぜていると、一護は後ろから彼女の姿を見つめていた。
【小さい頃からずっといるんだもん。
何かあるんならちゃんと言って?】
先ほどの名無しの言葉を思い出した一護は、コトンとコップを置くと、背後から包み込む様にそっと抱きしめた。
”ギュ”
黒「…名無し」
「っ…い、一護!?/////」
突然の彼の行動に驚いた名無しは、かき混ぜていた手を止めた。
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