名無しはさっさと準備をすると隊長達に気づかれないように霊圧を消して隊舎に向かおうとしていた。

だ・・・・誰も出歩いてないι

いつもなら沢山の死神たちがそれぞれの隊舎に向かっていく姿が見られるのだが、今回ばかりは誰もいなかった。

「乱菊さん隊舎は安全なの？」
乱「えぇ♪隊長が決壊を張っていると思うからね！」

二人は隊長たちに会わずにすむようにと願っていた。
・・・・が、運悪くハァッハァッとあからさまに息遣いの荒い市丸ギンと出会ってしまった。


「げっ！！∑（￣□￣；）市丸隊長ι」
市「ハァッ・・・ハァッ・・・ええところで会ったなぁ名無しちゃんｗ」

市丸隊長目が逝っちゃってますよ！！

「どっ・・・・どうかしたんですか？ι」
市「身体が・・・熱いんや・・・ハァッ・・・」

ギンはジリジリと彼女に詰め寄ってきた。
一歩、また一歩と迫られ、名無しもギンが来るたびに後ろに一歩づつ下がっていった。

「らっ・・・乱菊さん助けてぇ（Ｔ▽Ｔ；）」

・・・・って居ないじゃん！！！

名無しは乱菊が居た場所を見ると其処に乱菊の姿はなかった。


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