33話 嫉妬は常に付き纏う
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買い物も終わり、一護は名無しから受け取り帰宅していると、先ほどまで顔を出していた太陽は殆ど姿を消しており、夕日が空を赤く染めていた。
「今日は頑張って作っちゃうから楽しみにしててね♪」
黒「失敗して黒焦げにすんなよ」
「あ~!普通そんな事言う!?∪」
名無しと一緒にいる時は不思議とさっきまでのイライラは何処かへ消えていた。
俺の隣で笑っている名無しの顔を見ているだけでよかった。
コイツが笑顔でいてくれるなら。
時々笑いの出る会話をしながら自宅近くまで帰って来ると、その近くで呼び止められた。
恋「よぉ!一護に名無しじゃねーか!」
檜「久しぶりだな」
「あ!恋次さんに修兵さんじゃないですか♪」
黒「あれ?なんで二人が此処に?」
二人に声をかけて来たのは死神の恋次と修兵で、義骸に入っているせいかその時の姿は現世の私服だった。
恋「今日は非番だったんだよ♪」
檜「コイツが現世のたい焼きが食いてぇっていうから、俺は連れて来られただけだがな」
恋「檜佐木さんだってどーせ暇してたんだから別に良いじゃないっスか。
それに名無しにも会えたしな♪」
檜「ま、それもそうだな!
なぁ、名無し。
そろそろ俺の女にならないか?」
「…へ?/////」
恋「あー!それ抜け駆けっすよ!?
俺だって名無しのこと狙ってるんスから!」
「…えっと////∪」
死神の中でも名無しの事は人気らしく、名無しと知り合った死神達は非番の日になると、現世まで会いに来る者もいた。
そういや、この前は冬獅郎と白哉が来てたな。
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