32話 貴方だけに構ってほしい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あ~ごめんごめん、草履は失礼だったね。
せめて干し椎茸ぐらいか♪」
恋「対して変わってねーよ!」
隊舎では主に恋次の声が響き渡り、名無しも軽く聞き流していると隊舎に平子が入ってきた。
平「何をギャーギャー騒いでんねん」
「あ、お疲れ様で~す。
騒いでるのは私じゃなくて、こっちの赤パインで~す」
平「なんや阿散井来てたんか」
恋「あ、お疲れ様です平子隊長
隊長からも名無しに言ってやってくださいよ!」
平「何をやねん」
恋「名無しを甘味屋に誘ってるんすけど、中々一緒に行ってくれなくて」
平「何やそんな事かいな∪
名無し~!」
「なんですかぁ?」
平「阿散井とじゃなく俺と行か「ないですね」
平「Σ即答かいな!?∪」
「当たり前じゃないですかぁ~♪
只でさえ隊長の鬱陶しい関西弁を我慢しているのに、これ以上私に何を我慢させる気ですかぁ?v」
”ズーン”
平「………お…俺…そんなに鬱陶しいんか?∪」
鉄の心臓を持った平子でも、名無しの言葉に落ち込むと、隣で見ていた恋次も同情の眼差しで彼を見ていた。
恋「おいぃい!!名無し!
いくらなんでも隊長を落ち込ませるなよ∪」
「あ、すみません隊長、ちょっと言い過ぎました。
隊長は鬱陶しいんじゃなくて、人が気持ちよく寝ている耳元でブンブンと煩い蚊みたいな感じでした」
恋「どっちみちそれも鬱陶しい存在には違ぇねーよ!∪」
「…Σえ!?そうなの!?」
恋「いや驚く所でもねーから!
むしろこっちがビックリだわ!」
.