32話 貴方だけに構ってほしい
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「……何でいるの?」
恋「よぉ名無し♪
今から休憩なんだろ?
一緒に甘味でも食べに行こうぜ~!」
此処五番隊に大量の書類を持って帰ってきた名無しは、隊舎に戻って来るとそこには当たり前の様に寛いでいる恋次の姿があった。
「あのさ~、私忙しいんだよ。仕事中なんだよ。君の相手をしている程暇じゃないんだよ」
恋「でも俺は暇だし、仕事も終わったし、名無しに相手をしてほしいんだよ」
「うん、全然私の話し聞いてないでしょ?」
名無しは呆れた表情を浮かべ自分の席に戻ると、まるで犬の様に恋次の構ってくれ攻撃が始まった。
恋「だってこの前だって俺と現世に行く約束してたのにルキアと行ってたじゃねーか!?」
「別に恋次とは何の約束もしてないから。
貴方のド派手な頭は、脳内の妄想もド派手だね~
それにルキアは私の可愛い妹みたいな存在だから、そりゃ恋次よりルキアを優先にしちゃうでしょ!」
恋「Σいや、威張りながら言うなよ!∪」
「ったく煩いなぁ。
っていうか甘味を食べに行きたいなら桃ちゃんか乱菊さんとかと行けば良いじゃん。
私の貴重な時間は恋次と過ごす為にある訳じゃないんだから」
恋「俺は名無しと一緒がいいんだよ!」
「………………フ~ン」
名無しは興味の無いといった表情を浮かべ、机の上にあったお煎餅をかじりながら書類に目を通していた。
恋「Σえっ、少しぐらいときめけよ!」
「恋次を見てときめくってことは、道端に落ちているボロボロの草履を見てオシャレ~って思うのと同じだよ」
恋「何と比較してんだよ!∪」
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